メイヤー、セルマー等のマウスピースの個体差について

マウスピースの個体差に注意

ご存じの通り、メイヤーやセルマー等の海外製の有名マウスピースは、メーカーの許容する範囲内で個体差があります。
左右のフェイシングバランスのあまり良くないマウスピースの場合、鳴りにくかったりすることもあり、快適にサックスを演奏する事ができません。
特に初心者の方の場合、ちゃんと音が鳴らない原因が吹き方のせいなのか、マウスピース、あるいは楽器本体のせいなのかの判断ができませんので、注意が必要です。

そのため弊店では、ご提供するマウスピース1本1本すべてフェイシングを計測し、そして試奏をし、二重のチェックを行います。
更には弊店独自の微細な調整を施し調整済み選定品としてご提供しております。

選定品でも個体差がある

但し、弊店選定品であっても個体差が生じます。これはメイヤーであってもセルマーであっても、その他のメーカーのマウスピースでも同様です。

その個体差とは、具体的には次の通りです。

  • 音色の違い(明るめ、暗め)
  • 吹奏感の違い(抵抗強い、弱い)

ここは奏者の好みによりますので、ご購入頂く際には、お客様のお好みを確認し、選定品在庫の中でできるだけお好みに近い個性のマウスピースを選んでお送りしています。

実際に試奏して好みの個性のマウスピースを知ろう

しかし実際に吹いてみない事にはやはりわからない部分もあります。

そこで弊店では、1回以上お店をご利用頂いたお客様に限り、ご購入前のご自宅での試奏サービスをご用意しています。

自身に最適な個性のマウスピースをお探しの方に、ご活用頂ければと考えています。

上述した通り、同じメーカー、同じモデルの選定品でも音色や吹奏感に関しての個体差がありますので、
例えばメイヤーであれば、個性の異なる2本の5MM選定品を吹き比べて頂き、ご自身が気に入った方のマウスピースを選んで購入頂く事が可能です。

また、メイヤーやセルマーには様々なモデルのマウスピースが存在しますので、どのモデルが自分に最適なのかを見極めるために、例えば、メイヤー5MMと5GとNYモデルの3種類を吹き比べて、自身に最適なモデルを見つけるという使い方もできます。

また、自身に最適なティップオープニングを確認するためのメイヤー4MMと5MMと6MMを試奏して、最適な開きのマウスピースを選ぶという使い方もできます。

(メイヤーやセルマー、そしてオットーリンク等のポピュラーなマウスピースに関しては、現在、モデル違いの複数本がセットになった試奏キットの準備を進めています。)

以上、マウスピースの個体差の説明とご自身に最適なマウスピースを選ぶための弊店のサービスの紹介をさせて頂きました。
弊店をご利用頂いたお客様で、購入前に試奏をしたいというお客様は、是非、ご活用頂ければ幸いです。

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