今使っているマウスピース変えるべきか、もしくはこのマウスピースで練習を続けるべきか?と
お悩みの方の参考になれば幸いです!
実はあまり気にしていません。
以前はセルマーソリストD、木炭のブリルハートを使用していましたが、代わりがないことを懸念し、行きつけの石森管楽器さんにそれらの特性をオマージュしてオリジナルのものを作っていただいています。
あとは、出したい音をイメージすることで理想に近づけることが何より重要と感じています。
矢野 沙織
http://yanosaori.com/
割りと頻繁に変える方なので、決定的にこれ、といったものはなく、 偶然新しい物を試して、これは!と思うとすぐに買ってしまう方で、買うとやはり しばらく使ってみないとわからないので結果的に変えることになった。 というような感じですね。
音川 英二
http://www.otogawa.net/
カット部分が丸くなってきていて音の立ち上がりが悪くなったと感じた時に変えようと思います。
以前はジャズのみの活動でしたが、フュージョンやロックなどの演奏もするようになってからは、ラバーからメタルに替えました。
大西由希子
http://yukikoonishi.com
最近使用しているオットーリンクニューヨークモデルだが、僕の奏法では、歯列の関係で多少斜めにくわえるので、レールがアンバランスに減って行く。一年ほどで、リードが合わなくなり、異様に硬いリードでないと、コントロールできなくなる。そうなる前に変えようと思うのだけど、いつも調子悪くなってから対処しています。つまりリンクの寿命は一年です。金属が柔らかいためだと思われる。
以前は、ベルグラーセンというマウスピースを15年も使っていましたが、このマウスピースは、ステンレス製で非常に硬く、耐久性は抜群でした。 ある時、オットーリンクニューヨークモデルが売り出されていることを知り、そのふくよかな音が気に入り使い始めました。これは、オールドタイプの復刻版であり、現行のものとは、全く違うサウンドです。 今までの、リズムアンドブルース、フュージョン的なサウンドから、より渋いジャズ的なサウンドを出したくなってきたということもありました。ここ10年位はずっと使っています。
菊地康正
http://kose-sax-flute.jp/
今となっては落ち着き、マッピを変えることはもうありませんが当初はパワーやアンブシュアなどが経験によって成長してくるたびに 従来使用していたマッピのオープニングや音色なんかが自分に合わなくなってきたり、劣化したり、 あとは他のプレイヤーの音色がやけに気に入ったりすると(笑)
ここらでいっちょ私も変えてみようかなと思っていろいろ試みていました。
今でも画期的な??マッピが出たら吹いてみたいです。
神山 香代子
http://kamiyamakayoko.com/
1. 目標とする人が変わった時
(例)コルトレーンからスタンゲッツに変わった時など
2. 楽器が変わった時
理由:楽器毎、パーツ毎に相性が変わるため
3. 違う音を出したい時
(例)フュージョンのようなパワフルでエッジの効いた音が出しやすいマウスピースと、ポールデズモンドやスタンゲッツのような木のような温かい音が出しやすいマウスピースなど吹き分けたい時
4. 散々同じマウスピースを吹きこなしてきた上で、もうこれ以上自分が求めるレベルへ上がるにはマウスピースを変えるしか無いと思った時。
井上 高志
http://www.takasax.com
「出会いがあった」
という一言に尽きます。
が、それじゃぁ答えになってないですよね。
現状の音色、吹き応え、タッチに不満が出てきて、(実はこれに対する不満のないマウスピースは存在しません)
飽きが来たから
津上研太
http://www.kenta-site.com/
僕にとって最初に使ったMPは、高校時代に吹奏楽に入り、 T.Saxを任された時に使用した モノ(どこのメーカーの物を使用していたか覚えていません)です。 プロになって初めてT.Saxを買ったときがO.Link(#7 Star)でした。 10年くらい使用したと思います。 次に使用したのが、Dukof(番号は忘れました) これはわずか短い時間でした。 そしてMichael Breckerが頭角を表したときに使用してい た、D.Gardelaです。 これは(Studio Model #8)でした。多分7~8年使 用しました。
それから現在のO.Link (N.Y #7Star)です。 練習用と仕事で使う2本だけしか以ていません。 結局、(マウスピースを変えようと思う(思った)瞬間)は {気に入った音を出すミュージシャンとおなじMPを使用してみた いと言う好奇心です} 最後は元に戻りそうです(笑) 楽器を手に入れた頃から現在まで、J.Coltraneの音がとても好き ですし、 ものすごく訓練、練習しないと、あの様な音は出せません。 一生かかっても無理でしょうね。 すべてのMPもWarm Upに多くの時間が必要ですね。大変で す!!! その人と同じMPを使用して同じ音を出そうとしても出ないのは、 音の嗜好、歯並び、 骨格の違いなどだからと思います。 同じMPを使用してもみごとに10人10色の音ですね。 知人に演奏の種類によってMPを変えていた方がいました。(演歌 はA,JazzはB、POPはC,、、、) 僕は不器用ですから、それは出来ません。
ハル斉藤
http://www.halxaq.com/
「楽器店でたまたま試して『いいじゃん』と思ったから」 です。
そんな出会いのものを十何年使い続けてます。
若い頃にはもっと大きい音、明るい音、と求めたこともありますが 全くに無意味な旅でしたね。 アルトはセルマー、テナーはリンクで充分に大きくて届く音を作れますんで。 といいつつ、数時間後にイシモリさんで新しいバリトンのマッピを試します。
先月たまたま試したのがきっかけです。フィットしそうなのを仕立ててくれるってんで今日まで待ってたわけです。
やっぱり新しい出会いはタノシミですな(^^)
武田和大
http://www1.parkcity.ne.jp/kazudai/sax/
最初のマウスピースは、デイブ・リーブマンに紹介して頂いて、ニューヨークで、 D.Gardela に作ってもらいました。そのときは240ドルで買えたので今思うと、とても 良い買い物でした。
それから、約20年くらいずっとそれで通してきましたが、ついに調子が悪くなって来 たので、仕方なく、他のマウスピースを探し始めました。
結局、好きなものは見つからず、D.Gardelaのものでさえ、日本にあるものはちょっと サウンドが違いましたので、ずっとメタルでしたが、ラバーに落ち着きました。
今は、アルトサックスは、ESMのマウスピースに落ち着いています。 ソプラノはBariです。
初心者にとって、マウスピース選びは、なかなかわかりにくいと思います。 先生のお薦めで購入するのが一番安全だと思います。
正直言いますと、その先生ですら、ほんとにどれが良いのか、良く分からないとおもいます、、、(笑)。
(余談) メタルに関して感じるのは、ほとんどのメタルマウスピースの音色は、どうやら材質 に関係があるらしく、ある程度柔らかい材質のものが僕は好きです。舐めてみると、 柔らかい材質のものは優しく感じます。堅い材質はやはりメタリックで舌で触ると、 ピリっと冷たく感じます。 デイブ・ガーデラの特注品は、内側がでこぼこに傷つけてありました。これはわざとです。今、入荷されているものは綺麗になっておりますが、それはデイブの仕上げの 前で、彼はそのあと、金槌でわざとでこぼこにするのです。それが凄いところなのですが、、、、。
日本の職人さんが手作りで作っているものも使ってみたいですね。
三四朗
http://sax346.com/
マウスピースを変える時は、自分の中の更なる可能性を模索している時であったり、 ジャンルを広げようとしている時ですね。 他の楽器とどうブレンドさせるか・・という事をよく考えます。 新たなジャンルに挑戦する時は、常に新たな楽器との出会いも有ります。 その時にバンドの中で自分の音がサウンドするかどうか神経質になります。 ただ、マウスピースを変えるという事はボイスそのものが変わるわけですから、 本当にこの音で良いのか?という事を何度も自問自答します。 僕の場合は、結局は元のマウスピースに戻り、一つのマウスピースで多彩な音を出す 事を 目指すことになります。
宮地スグル
http://www7b.biglobe.ne.jp/~noizz/
1.マウスピースを落とした時、、、
2.自分の好きな音色が出せない時、
3.音程が悪い時、
4.上下のバランスが悪い時、
5.吹奏の抵抗感が多過ぎる時、
高い圧力を要する時、
6.なかなかいいリードが選べない時、 多少ひどいリードでも鳴るマッピが いい。
7.メタルで、新しくても金属疲労していて、音楽的に限界だと思われる時は、 、、、まだまだ、いろんな理由がありますが、、、。
MALTA
http://malta-jazzclub.com/
プロプレイヤーの皆様、お忙しい中アンケートにご協力頂きありがとうございました!
(SAXmen.jp 神谷)